東伊豆・富戸&神子元島ダイビングスクール&ガイドサービス

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イソギンチャクとクマノミの関係は♪


こんにちは!
前回はハゼとテッポウエビのお話をしましたので今回はイソギンチャククマノミ~~

イソギンチャクは漢字で磯巾着!クラゲとともに刺胞動物門の仲間です。動物なので移動も可能!!
刺胞をもっているのは近づいてきた小動物を毒のある刺胞でしびれさせ、一応口があるので触手からそれを口に入れて食べるのだ。
ある種の魚はイソギンチャクと共生できる。その魚はクマノミですね!
共生というとこのペアをすぐに思いだす方が多いでしょう。

クマノミ

なぜクマノミイソギンチャクに食べられないかというと、クマノミの体表にある粘液の化学成分とイソギンチャクの粘液の化学成分が似ているためイソギンチャクはクマノミを餌とは見なせないそうです。
クマノミたちはイソギンチャクの刺細胞に順応する能力を身につけているので、捕食者に脅かされるとイソギンチャクの中に一時的に逃げ込み、姿をくらまします。クマノミイソギンチャクの触手などを食いちぎって食べる魚などのイソギンチャクの敵がやって来ると追っ払います。また、クマノミは大きな餌を見つけた場合は、それを口にくわえて運び、イソギンチャクの触手の間にストックします。その一部はイソギンチャクの餌になるもともいわれていますよ。

クマノミ

イソギンチャククマノミがいることにより、イソギンチャクが大きく開くことによって触覚や皮膚のひだで酸素が豊富な海水の循環を容易にし綺麗に保つことができます。同じように共生している褐虫藻も光合成がしやすくなりその栄養分をもらうことによりクマノミがいないイソギンチャクよりも2倍も3倍も大きく成長できるそうです。でも日本の様な亜熱帯の地域では、イソギンチャクを狙う捕食者があまりいないためイソギンチャククマノミたち無しでも生きていけるようですよ!
まだまだ分からないことが多い共生だそうです!

今度潜った時には、イソギンチャクの触手の中で泳ぎ回るクマノミたちをじっくり観察してみてくださいね。

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